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Skebのおすすめ金額はどう設定する?イラストの相場と失敗しない価格設定のコツ

2026-08-20

はじめに:「おまかせ金額」とは何か

Skebには、クリエイターが希望するリクエスト金額を**「おまかせ金額」**として設定できる機能があります。これは、依頼者(クライアント)がどのくらいの金額を送るべきか迷ったときに表示される「推奨金額」のようなものです。

クリエイターが設定した金額に対して、依頼者が任意でその金額以上を送ることができます。つまり、「おまかせ金額」はリクエストの最低ラインであり、相場感を示すシグナルでもあります。

この金額設定を誤ると、受けるリクエストが増えすぎて消耗したり、逆に低すぎて依頼が来にくくなったりすることがあります。


作業範囲別の相場感

以下は、日本のイラストコミッション市場でよく見られるおおまかな相場の目安です。クリエイターの知名度・技術力・フォロワー数・作風によって大きく異なるため、あくまで参考として捉えてください。

SNSアイコン(胸〜頭部、シンプルな仕上げ)

  • 相場目安:2,000円〜5,000円程度
  • 背景なし・1キャラクター・シンプルな構図が中心
  • 制作時間が比較的短く済む分、単価は抑えめになりやすい

バストアップ(胸〜頭部、丁寧な仕上げ)

  • 相場目安:5,000円〜15,000円程度
  • しっかりとした線画・彩色・影入りの仕上げ
  • 依頼件数が最も多いカテゴリのひとつ

全身・背景あり(複雑な構図)

  • 相場目安:15,000円〜50,000円以上
  • キャラクター全身+背景込みのフル仕上げ
  • 作業時間が長くなるため、相応の金額設定が必要

「時給換算」で価格設定を考える

Skebで単価を設定するときに大切な視点が、**「自分の作業時間を時給換算する」**ことです。

【計算式のイメージ】

希望手取り額 ÷ (1 - 手数料率) = 設定すべき最低リクエスト金額

例えば、全身イラスト1枚に8時間かかるとして、自分の時給目標を2,000円とすると、希望手取りは16,000円になります。Skebの基本手数料9.8%の場合:

16,000 ÷ (1 - 0.098) = 約17,738円

→ 最低でも18,000円前後の設定が必要という計算になります。

このように手数料を引かれた後の「手取り額」から逆算して価格を設定することで、「受けた後に損をした」と感じる失敗を防げます。


割引条件で手取りが変わる

Skebの手数料は、以下の条件を満たすことで段階的に割引されます。

| 条件 | 手数料 | |:--|:--| | 基本(または5,000円未満) | 9.8% | | X(Twitter)連携のみ、または過去30日以内に同ジャンルで募集 | 8.3% | | X連携 + 過去30日以内に同ジャンルで募集(両方達成) | 6.8% |

割引条件を満たすことで、同じ受注金額でも手元に残る金額が増えます。特にX連携は5分もかからず設定できるため、まだ設定していない場合は今すぐ行うことをおすすめします。


価格を低く設定しすぎないために

駆け出しのクリエイターは「まず依頼を受けやすくしたい」という気持ちから、相場より極端に低い金額を設定しがちです。しかし、以下の理由から注意が必要です。

  1. 消耗のリスク: 単価が低いと大量のリクエストをこなさなければ生計が成り立たない状況になります。
  2. 品質へのプレッシャー: 無理な受注が増えると、1件1件への集中力が落ちます。
  3. 市場全体への影響: 相場を大きく下回る価格は、他のクリエイターの活動環境にも影響を与えます。

「ファンへのサービス」と「適正なビジネス」のバランスを考えながら、自分の労働に見合った金額を設定することがクリエイター活動の持続可能性につながります。


手取り額をシミュレーションしてみよう

価格設定の前に、受け取った金額から実際にいくら手元に残るかを確認しておくことが重要です。

PochiToolのSkeb計算機を使えば、リクエスト金額とX連携の有無を選ぶだけで、6.8%・8.3%・9.8%すべての条件での手取り額を一瞬で比較できます。「この金額を設定したら実際いくら残るか」を価格設定の前に確認することで、後悔のない単価設定が可能になります。

最終確認日: 2026年8月20日