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BOOTHとFANBOXの違いは?販売モデル・手数料・使い分けを徹底比較

2026-08-07

はじめに:「BOOTHかFANBOXか」よく迷う2つのプラットフォーム

クリエイターがオンラインで収益を得る手段として、よく比較されるのがBOOTHpixiv FANBOXです。どちらもpixivが提供するサービスですが、その収益化モデルはまったく異なります。

「どちらを使えばいいのか分からない」という方のために、本記事では販売モデルの違い・手数料の違い・使い分けの基準を徹底的に比較します。


収益化モデルの根本的な違い

BOOTHは「単発販売型」

BOOTHは、クリエイターが自分のネットショップを開設し、商品を個別に販売するプラットフォームです。

  • 購入者が商品を気に入ったときだけ購入が発生する(都度課金)
  • 同人誌・グッズ・イラストデータ・3Dモデル・音声作品など、あらゆる創作物に対応
  • 物理グッズは在庫管理が必要(あんしんBOOTHパックで匿名配送も可能)
  • デジタルコンテンツはダウンロード販売で在庫不要

BOOTHの売上は、「良い商品を用意してSNSで告知し、購入してもらう」という一点突破型の販売に向いています。

FANBOXは「月額定期支援型」

pixiv FANBOXは、ファンがクリエイターを毎月一定額で支援する「サブスクリプション型」のプラットフォームです。

  • ファンが支援プランを選び、毎月自動的に課金が発生する(継続課金)
  • クリエイターは支援者向けに限定コンテンツ(イラスト・漫画・日記・制作過程など)を提供する
  • 支援者が増えるほど毎月の収入が安定・予測しやすくなる
  • 商品在庫や発送作業は一切不要

FANBOXの強みは、継続的・安定的な収入基盤を構築できる点です。人気クリエイターになるほど、毎月の収入が積み上がる構造になっています。


手数料の比較

二つのプラットフォームの手数料構造は以下の通りです。

| | BOOTH | pixiv FANBOX | |:--|:--|:--| | 手数料の種類 | 決済手数料(ハイブリッド型) | サービス手数料(パーセンテージ型) | | 全年齢コンテンツ | 5.6% + 45円(2025年10月28日改定) | 10% | | R-18コンテンツ | 5.6% + 45円(変わらず) | 12.9% | | 振込手数料 | 200円(3万円未満)/ 300円(3万円以上) | 200円(3万円未満)/ 300円(3万円以上)|

BOOTHの手数料の特徴

BOOTHは「パーセンテージ+固定額」のハイブリッド構造です。R-18コンテンツを扱っても手数料率が変わらないのが大きな特徴です。ただし1決済ごとに固定45円が差し引かれるため、低単価商品(500円以下など)では実質的な手数料率が高くなる点に注意が必要です。

FANBOXの手数料の特徴

FANBOXはシンプルなパーセンテージ型ですが、R-18設定をすると手数料が10%から12.9%に上昇します。全年齢設定を維持することで手数料を抑えることができますが、成人向けコンテンツを主軸にしているクリエイターはこのコストを考慮した上でプランを設計する必要があります。


具体的な手取り額の比較(30,000円の売上の場合)

BOOTHで30,000円分の商品を販売した場合(1回の決済と仮定):

  • 決済手数料:Math.floor(30,000 × 5.6%) + 45 = 1,680 + 45 = 1,725円
  • 振込手数料:300円(3万円以上)
  • 手取り額:28,000円(目安)

FANBOXで30,000円の支援を受けた場合(全年齢設定):

  • サービス手数料:30,000円 × 10% = 3,000円
  • 振込手数料:300円
  • 手取り額:26,700円

同じ30,000円の売上でも、BOOTHの方が約1,300円ほど手取りが多くなります。これは、BOOTHの手数料率が実質的に低いためです。


活動スタイル別・どちらを選ぶべきか

BOOTHを選ぶべきクリエイター

  • 同人誌・グッズ・デジタル素材など、具体的な商品を販売したい
  • コミケ・即売会の通販窓口として利用したい
  • まだファンが少ない段階で、単発の販売から始めたい
  • 高額な商品(1点あたり3,000円〜)を扱うことが多い

FANBOXを選ぶべきクリエイター

  • 毎月コンテンツを継続的に発信しており、定期収入の基盤を作りたい
  • 制作過程・下書き・限定イラストなど、ファン向けの限定コンテンツを提供したい
  • すでに一定数のファンがおり、支援関係を深めたい
  • 在庫管理・発送作業をしたくない

両方を組み合わせるのがベスト

多くのプロクリエイターは、FANBOXで定期収入の基盤を築きながら、BOOTHで単発販売を行うという二刀流の戦略を取っています。FANBOXの支援者に対してBOOTHの新商品を優先告知するなど、相乗効果も期待できます。


まとめ:目的で選ぶBOOTH・FANBOX

| 目的 | おすすめ | |:--|:--| | 商品を個別に売りたい | BOOTH | | 毎月安定収入を得たい | FANBOX | | R-18コンテンツで手数料を抑えたい | BOOTH(R-18でも5.6%+45円) | | ファンとの継続的な関係を築きたい | FANBOX | | まずは手軽に始めたい | どちらでも可。用途に合わせて |


実際の手取り額をリアルタイムで計算しよう

自分の販売価格や支援金額を入力して、実際に手元に残る金額を確認しましょう。

  • 🟠 BOOTH専用計算機 — 決済手数料(5.6%+45円)・BOOST・振込手数料を全部込みで計算
  • 🔵 FANBOX計算機 — R-18設定の有無・振込手数料まで含めた正確な手取りを計算
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最終確認日: 2026年8月7日